飲み合わせ

サプリと前立腺治療薬(タムスロシン等)は一緒に飲んでいいか。薬剤師が判定する

サプリと前立腺治療薬(タムスロシン等)は一緒に飲んでいいか。薬剤師が判定する
まず結論
  • 当サイトの7成分に、前立腺治療薬との明確な相互作用の報告はない。
  • ただしタムスロシン等のα1遮断薬は血圧を下げる方向の副作用(立ちくらみ・めまい)があり、血圧に関わるGABAと重なると、ふらつきが強まる可能性は理論上否定できない。
  • デュタステリド等の5α還元酵素阻害薬に特有の相互作用は確認できていない。

1まず押さえる一点

前立腺肥大症の治療薬(タムスロシンなどのα1遮断薬、デュタステリドなどの5α還元酵素阻害薬)を服用している人が、当サイトの睡眠関連サプリを検討する場合、まず知っておきたいのは「明確な相互作用の報告はない」ということだ。そのうえで一点だけ、理屈のうえで押さえておきたい注意がある。それがGABAと血圧に関する話だ。

2α1遮断薬とGABAが重なるとき、何に気をつけるか

タムスロシンなどのα1遮断薬は、前立腺や尿道の筋肉を緩めて排尿をしやすくする薬だが、血管の筋肉にも作用するため、血圧を下げる方向の副作用(立ちくらみ、めまい、ふらつき)が知られている。これはGABAと血圧の薬の飲み合わせで説明したのと同じ構造の注意点だ。GABAには血圧が高めの方に適するという届出がある製品があり、血圧を下げる方向の作用が理屈のうえで重なりうる。

タムスロシンは高血圧治療薬そのものではないが、血圧を下げる方向の副作用がある薬という点では共通する。そのため、GABA配合の睡眠サプリを検討している場合は、立ちくらみ・めまいが起きていないかを目安に、気になれば主治医・薬剤師に確認してほしい。グリシン、L-テアニン、クロセチン、ガセリ菌CP2305、ラフマ由来成分、5-ALAについては、この種の作用の重なりは想定しにくい。

3デュタステリド等の5α還元酵素阻害薬について

デュタステリドなど5α還元酵素阻害薬に特有の、当サイトの成分との相互作用は確認できていない。よく知られる注意点として、ノコギリヤシ(サプリメントとして流通する植物成分)は前立腺の薬と作用の仕組みが近いとされることがあるが、当サイトではノコギリヤシを扱っていない。

4どんなときに受診・相談すべきか

サプリを始めてから立ちくらみ、めまい、強いふらつきが出た場合は、自己判断で様子を見ず、主治医・薬剤師に相談したい。前立腺治療薬は自己判断で中断・増減しない。とくにもともと血圧が低めの人、複数の血圧に関わる薬を服用している人は、始める前の相談がより大事になる。

5この記事のポイント


【監修】まさ(薬剤師/薬機法管理者/景表法第1級/コスメ薬機法管理者)

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