飲み合わせ

サプリと抗凝固薬・抗血小板薬(血液サラサラの薬)は一緒に飲んでいいか。薬剤師が判定する

サプリと抗凝固薬・抗血小板薬(血液サラサラの薬)は一緒に飲んでいいか。薬剤師が判定する
まず結論
  • ワーファリンなどの抗凝固薬は、ビタミンK・イチョウ葉・ナットウキナーゼ・ニンニクエキス高用量などとの飲み合わせが医薬品添付文書レベルで明確に注意喚起されている(いずれも当サイトが扱う成分ではない)。
  • 当サイトの7成分に、抗凝固薬・抗血小板薬との明確な相互作用の報告はない。
  • ラフマ由来成分に含まれるケルセチン配糖体は、薬物代謝酵素への影響を示す研究があるが、臨床的な意義は確立されていない段階。服用中の薬がある人は自己判断で追加せず確認する。

1まず押さえる一点

抗凝固薬(ワーファリンなど)や抗血小板薬(血液をサラサラにする薬)を服用している人がサプリを検討する場合、注意すべき代表例はすでによく知られている。ビタミンKを多く含む食品・サプリ、イチョウ葉エキス、ナットウキナーゼ、ニンニクエキスの高用量摂取などは、出血傾向や薬の効き目に影響することが医薬品添付文書レベルで注意喚起されている。ただし、これらはいずれも当サイトが扱う成分ではない。当サイトの7つの睡眠関連成分(グリシン、L-テアニン、GABA、クロセチン、ガセリ菌CP2305、ラフマ由来成分、5-ALA)については、抗凝固薬・抗血小板薬との明確な相互作用は報告されていない。

2なぜ抗凝固薬は「サプリ全般」で注意喚起が多いのか

ワーファリンは、効き目の範囲が狭く、少しの変化でも出血しやすくなったり、逆に効果が弱まって血栓ができやすくなったりする薬だ。そのため、食品やサプリとの飲み合わせに関する注意喚起がとくに多い薬でもある。代表的な例を挙げると次のとおりだ。

これらはいずれも一般に広く知られた注意点であり、当サイトで扱う睡眠関連の7成分とは別の話だ。ただし、抗凝固薬を服用中の人がサプリ全般を検討するときの警戒レベルの目安として、知っておく価値がある。

3ラフマ由来成分(ケルセチン配糖体)について、正直に書いておきたいこと

ラフマ由来のヒペロシド・イソクエルシトリンは、ケルセチンの配糖体にあたる成分だ。ケルセチンについては、薬物代謝酵素(CYP3A4)やP糖タンパク質の働きに影響しうるという研究報告がある。ただし、これは主に実験レベルの研究であり、通常のサプリメントの摂取量でどこまで臨床的な意味を持つかは、確立された結論が出ていない段階だ。だから「危険」と断定することはできないが、「関係ない」と言い切ることもできない。抗凝固薬や、CYP3A4で代謝される薬を服用中の人がラフマ由来成分の製品を検討する場合は、念のため薬剤師・医師に成分名を伝えて確認することをすすめる。

4どんなときに受診・相談すべきか

抗凝固薬・抗血小板薬を服用中に、あざができやすくなった、歯ぐきや鼻からの出血が止まりにくい、便や尿の色がいつもと違うといった変化があれば、自己判断で様子を見ず、主治医・薬剤師に相談したい。抗凝固薬は自己判断で中断・増減しない。サプリを始める・やめるタイミングも、事前に伝えておくのが安全だ。

5この記事のポイント


【監修】まさ(薬剤師/薬機法管理者/景表法第1級/コスメ薬機法管理者)

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